今日は新作アルバムに着手。
使った素材はバラの小花の刺繍が入ったシルクシャンタン。
パリのモンマルトルの生地屋さんで買ったもの。

この生地を買った時はかなりつらかった。
いかにも卸ろしのような雑然とした様子の生地屋さん。天井からぶら下がる山のようなサンプルを見上げるとこの刺繍がチラっと見えた。

「･･･あれはゼッタイかわいいに違いない♪」
反物の林を通り抜け、
ようやくたどりついて手にするとやっぱりかわいい！　　･･･でも値段がかわいくない (涙)
戸口に立つむっすりといかにも機嫌の悪そうな店主にいくらかと聞くと
書いてある数字より10ユーロも高い。なぜ？？
わたし (・・? 『ここに書いてある数字じゃないの？』
おやじ (-“-) 『いいやいくらだ』
わたし (^.^) 電卓たたいて『まとめてかうからこれにして！』
おやじ (-“-) 『いくらといったらいくらだ！』
わたし (-_-メ)『･･･くそおやじぃ～!』
あまりの嫌な態度にいったん店をでた。
他の店にあればそこで買えばいいや、
こんなにいっぱい生地屋さん並んでるし♪
そう思って探したけど結局そこしかなかった。
深呼吸してガマンガマンと自分に言い聞かせ
あのおやじの店に向かった。
それにしてもフランス語がまったく話せないのに
おやじと口げんかできるのはなんで？(・・?